「お墓参りで気づく先祖の智慧4」 以前、亡き母に会いたくなると自分の顔を鏡でじっと見つめるという人の話を聞いたことがあります。その人は「単に親子だから似ているのではなく、自分の顔の中に母の面影が見えてきて、自分の中で母が生きていると感じられる」というのです。 いずれも「心に想う」という行為が普段気づかずにいるもう一人の自分をめざめさすのです。これを強いていうのが「念仏」です。