「勝の哀しみ5」 お釈迦様の最後の言葉は「弟子たちよ、諸々の事象は過ぎ去るものである、怠ることなく修行せよ」です。法然上人は「智者のふるまいをせずしてただ一向に念仏すべし」と、怠ることなく努力し続けることの大切さを強調します。下りのエスカレーターを歩いて昇るように、足を止めてはいけないのです。歩みを止めた瞬間、人間は空虚感におそわれるのです。互いに励ましあいながら、努力し続けることこそ大切な生き方なのです。 合掌