「お墓参りで気づく先祖の智慧2」
私はこのような光景を目にするたびに親子でも夫婦でも本当の会話はどちらか一方が亡くなってから始まるんだなと感じるのです。
子供も親に本当は感謝しているのですが、なかなか照れくさくて面と向かって「感謝しています」とは言えないものです。
また夫婦でも「こんなんことを言えば気にするだろうとか、心配するだろうとか、怒るだろう」等と思うと毎日当たり障りのない同じようなことを話しているのが現実ではないでしょうか。
しかし一方が亡くなると腹蔵なく、感謝も悩みも、悔恨も愛情も、すべて話せるのです。