「害をなすものは自分自身の心5」 お釈迦様は悟ると、自分は自分であるけれども、この自分は宇宙、真理、真実の象徴的存在である。永遠の命の一環である。だから私は生まれたということもない、死ぬということもない。不生不滅、無量の命だとわかった。私がそうなのだから、他者もそう。他者もそうなのだから、動物も木も草もみんなそうだ。山川草木すべてが不生不滅で無量の命。 そういう宇宙の真理、その内容が阿弥陀如来なのである。